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楽しいボディケア・犬編②〜ブラッシング

楽しいボディケア・犬編②〜ブラッシング

長毛の犬種では、毛玉にならないようにこまめにブラッシングを行う必要があります。
短毛の犬種でも、抜け毛を除去し、ヒフの健康を守るためにブラッシングをおこないます。
まず、毛質にあったブラシを選ぶ必要があります。

スリッカーブラシは、針金状の細いピンが付いている、毛のもつれをとかすのに使用するブラシです。ブラシを犬の体に垂直にあて、毛をわけて根元からとかしますが、力をいれすぎるとヒフを傷つけるので注意が必要です。主にプードルなど毛量がおおく、もつれやすい犬種に使用します。

スリッカーブラシ

ピンブラシは、素材により獣毛や金属、ラバーブラシなどに分かれます。毛質や毛量で使いわけます。

ブラシのあとは仕上げにコームを使用します。顔などの細かな部分をととのえてあげましょう。

コーム

毛玉をむりに引っ張るような手荒なブラッシングをおこなうと、仔犬はブラッシングを嫌がるようになり、家庭での手入れができなくなる場合があります。
前回のように仔犬が遊びつかれて眠くなっているタイミングを狙い、やさしく声をかけながらブラッシングをおこなってみましょう。
まずブラシの背の部分でブラッシングを行い、ブラシでなでられることに慣れさせることからスタートしていきます。
もし子犬がブラシに噛み付いてきたり、動く手にじゃれ付いてくるようなら、ブラッシングが「飼い主とブラシを取り合う遊び」になっているのかもしれません。
その場合はまず十分に仔犬を疲れさせた上で、他のおもちゃを噛ませながら行いましょう。それでもブラシに執着してじゃれついてくるならば、何本かブラシを用意しておき、1本を噛ませながら行いましょう。
飼い主が興奮してブラシを奪い合ったり、大きな声をだしたりすることは仔犬をますます興奮させ、楽しい遊びへ誘うことになります。

気持ちよくブラッシングをしてあげると、子犬は母犬に舐めてもらっているような気持ちで安心してケアを楽しめるようになるでしょう。